茶髪くんと日陰ちゃん









「遠原君には感謝しないと」








ふふっと笑って私は遠原君を思い出す。










「確かにそうだけど…




日景前に志月に惚れそうになってたよな?」










その言葉にヒヤッとする。








惚れそうに、だし、惚れてない…












「で…でも惚れてないじゃん…っ!」








私は慌てて風間君から離れる。









風間君は私の顔をジーッと見て…













「他の男に惚れたらマジで許さない」








ものすごい発言を私にぶつけてきた。









風間君って……











「独占欲強いの…?」







私のその言葉に風間君は口をポカーンと開ける。













< 220 / 280 >

この作品をシェア

pagetop