茶髪くんと日陰ちゃん








保健室を出て廊下を歩く私と遠原君。







「遠原君私一人で帰れるから大丈夫だよ」










ただでさえ帰るのが遅くなっちゃったのに…








「怪我した状態じゃ危ないからいいよ」










遠原君は優しい言葉を私にかけてくれる。










遠原君は見かけずによらず優しいんだね…。










「じゃ…じゃあお言葉に甘えちゃおうかな…」










へへっと私は笑う。










遠原君と横を歩くなんて不思議な感じ…。









いつも風間君だったから違和感がある。














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