茶髪くんと日陰ちゃん





「でも…急にどうして…」






風間君が私に何かをくれるなんて変…







「別に。

ただ見てて暑苦しいんだよ」





そう言えば風間君は歩き出す。






「っ……ありがとう…!」








その時に少し見えた風間君の横顔。





頬が少し赤く染まっていてそんな風間君を見るのは初めてで…







私は変にドキドキして…












この気持ちがなんなのかいまはまだ分からなかった。











< 40 / 280 >

この作品をシェア

pagetop