茶髪くんと日陰ちゃん
フゥッと一息ついてベッドに横になる。
「私も…風間君もおかしい」
ゆっくりと瞼を閉じれば…
遠原君の顔がパッと思い浮かぶ。
確か…風間君と遠原君は知り合いで…
風間君は遠原君を好きになるなって言ったけど …
一体どういう事なんだろう…?
…べつに遠原君が好きだとかそうじゃないけど…
けどどうしてか引っかかる……。
「日景ー!!!
お風呂入りなさーい!!」
私を呼ぶ声にバチッと目が開く。
お母さん声大きいし…っ…
「はーーーーい!」
私はすぐに起き上がってお風呂へと向かった。