茶髪くんと日陰ちゃん







「あ…それは風間君が私を引っ張って……」







そう私が言うとバッと風間君は動いて…







ガンッ






強く教卓に頭を打ちつけた。








「いっ…てぇ……」






風間君は打った頭を抑えて少し丸まった。







「大丈夫…?」






結構な勢いで頭をぶったから絶対痛いはず…







「…っ平気だよ!!」







私が伸ばした手は風間君の手によってパシッと振り払われた。











< 80 / 280 >

この作品をシェア

pagetop