茶髪くんと日陰ちゃん







「わ…わかったから…



わかったから早く離して…」







私がそう言えば風間君はすぐにパッと離してくれた。






こんなのずるい……







「何言っても否定すんなよ?」






何を言われるのかドキドキしてしまう…






風間君は私の顔をジッと見て…










「俺と付き合え」







そんな言葉を発した。






「え…………?」









私はその言葉を聞いて聞き間違えかと思って聞き返す。










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