茶髪くんと日陰ちゃん
「志月…」
急に風間君が遠原君の名前をだす。
遠原君がなんだろう…?
「あいつとは…あれからあったのか?」
そう聞かれて私は今日の事を思い出す。
そうだ…今日の事、風間君は知らないんだ。
私があの時保健室にいて遠原君に捕まってたことも…
「じ、実は…今日風間君が保健室に来たでしょ…?」
私がそう言えば風間君が驚いた顔をした。
なんでお前が知ってんの?とでも言いたげな顔。
「あの時…私ベットの中にいたの…」
私がそう言うと風間君が固まる。
「は………?」