俺の彼女は車椅子でした。
「奈々の絵どれー?」
明日香が美術部の展示を見ながらウロウロしてる。
「これ!風景の!」
初めて書いたからあまり上手くない
だけど最初にしてはまぁまぁかな
「え!すげぇ……流石だな」
優人が褒めてくれた。
「ありがと。
でもまだまだだよ
ほら、あの絵見てみて。」
昴先輩の絵を指した
「これは……プロでしょ……」
それは山の油絵
立体的で吸い込まれる神秘的な……
「こういう絵、描けるようになりたいんだ」
「奈々ならいける。」
優人が頭を撫でてくれた
「頑張る」