俺の彼女は車椅子でした。

「奈々ちゃん!よろしくね!」

…えっと…たしかこの子は…

「真希ちゃん…だよね?よろしくね!」

真希ちゃんの隣の子は…

「希望だよ!よろしく!」

「よろしく!…あれ?他の子は…?」

1年生が3人しかいなくなってる…

真希ちゃんが声を沈めて言った。

「多分…幽霊部員希望で入ったんじゃないかな…?」

え…

「この学校部活入るの強制だから、入りたくない子は、こういう部活来るんだよね…」

あぁ…

そういうこともあるんだ…

「まぁ、実質1年生3人だから、よろしくね!」

「うん!」

あの先輩みたいな絵…書きたいな…
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