俺の彼女は車椅子でした。

バァン!

わたしの叫び声が合図のように勢いよく
ドアが開いた

「奈々!!!」

……優人…?

幻……?

思いっきり昴先輩を跳ね飛ばした

「大丈夫か?」

着ていたジャージを脱いでわたしにかけてくれた

跳ね飛ばされれた先輩が睨みながら優人に近づいてくる

「危ない!」

わたしの声で後ろを向いた瞬間、先輩が優人に殴りかかろうとした

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