俺の彼女は車椅子でした。



「もしもーし?奈々ー?」

「舞美ー?」


家に着いて電話をした


「今日、体育祭だったんだ〜。
わたしのクラス、1位だったよ!」


「おぉー!おめでとう!」


「…っていっても、わたしでてないけど…」


しょうがないって分かってる。


「あぁ、応援担当だったのかー
そう言えば、あたし達の体育祭来てくれるよね?」


「…いつだっけ?」


「6月25日!来週の土曜日だよ!
みんな、奈々に会えるの楽しみにしてるんだからね!」


「おっけ!いくいく!」

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