俺の彼女は車椅子でした。
休み時間…
やっぱり、同じ中学の子どうしで固まるんだな…
暇つぶしに絵でも書いてようかな…
スケッチブックを開いて鉛筆を持った
受験勉強の暇つぶしに色々絵を書いていた
あぁ…これ、授業中に書いてた絵だ
その絵を色々見たあと、この学校の制服を描いてみた
洋服はなかなか描くの難しい
そのとき、背中をトントンと叩かれた。
後ろを振り向くと女の子が話しかけてきた。
「はじめまして。うち、青山明日香。よろしくね!」
髪の毛がポニーテールの目がクリクリしてる、元気100%って感じの可愛い子だった。
「わたし、三浦奈々。よろしくね」
「奈々、うちのことは明日香でいいよ!」
初めから呼び捨てなのは驚いたけど、嬉しかった。
「俺、上野亮!明日香の彼氏〜!奈々、よろしくな!」
明日香の隣の席の、髪が茶がかってる、運動部っぽい男の子だ。
…っていうか…
「え、え、彼氏なの!?まだ出会って2時間くらいだよね!?」
奈々と亮が爆笑した
リアルな女子高生は出会って2時間で付き合うことは、普通のこと…なのか?
「違う違う。幼馴染みなの〜
中二から付き合ってる!
ちなみにあいつも幼馴染み。」