俺の彼女は車椅子でした。


舞美が言ったことは

わたしの心そのものかもしれない

「……わたし……逃げちゃった……」

自分の声だと気付くのに少し時間がかかった

「……好きなのに……逃げちゃった…
告白してくれたのに……」

コワカッタ

「……また機会があったら、素直になりな」

舞美の言葉が重くのしかかった
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