俺の彼女は車椅子でした。

亮が足を組んで言った。

「お前、自分から好きになって付き合ったことあんのかー?
だからいつも、さっさと別れるんだよ。」

そう…だったんだ…

「うるせー」

優人の鞄にあのキーホルダーが復活していた。

優人が別れたって聞いて、少し嬉しく思ってしまった。

別れたってこっち向いてくれるとは限らないのに…


でも…期待してしまう
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