しあわせのかたち
そして、昼休み――…
「碧、ランチ行くよー」
その声に顔を上げると、財布を持って準備万端な弥生が立っていた。
「早っ!ちょっと待って。きり付けるから」
私はきりのいい所までやると、弥生と一緒に会社の近くのカフェに入る。
そして、注文をし、私は昨日の出来事を弥生に話した。
「何なの、アイツ!ムカつくー!!」
話しを聞いた弥生は、目を吊り上げる。
雄二と知り合った合コンには、人数合わせで弥生も参加していた。
だから、弥生も雄二の事を知っている。
「でもさー。昨日、何であんなに泣いたんだろうって思うんだよねぇ……」
「アイツの事はムカつくけど。碧はアイツの事が好きだったから、悲しかったんじゃないの?」
「まぁ、雄二の事は好きだと思っていたけどさ。でも、昨日の事なのに、今、雄二の事を考えても平気なんだよね。だから、そんなに好きじゃなかったのかな?って」
そりゃ、昨日はフラれた事が悲しかったし、いっぱい泣いたけど。
それよりも、今は、悲しいよりも、“本当、私って男運ないよなー”って思うだけ。
「うーん……。まぁ、碧が平気ならいいけど……」
弥生はあまり納得してないような顔をしていたけど、
「心配掛けてごめんね」
その後、私が平気な顔をしていると、弥生はやっと笑ってくれた。
「碧、ランチ行くよー」
その声に顔を上げると、財布を持って準備万端な弥生が立っていた。
「早っ!ちょっと待って。きり付けるから」
私はきりのいい所までやると、弥生と一緒に会社の近くのカフェに入る。
そして、注文をし、私は昨日の出来事を弥生に話した。
「何なの、アイツ!ムカつくー!!」
話しを聞いた弥生は、目を吊り上げる。
雄二と知り合った合コンには、人数合わせで弥生も参加していた。
だから、弥生も雄二の事を知っている。
「でもさー。昨日、何であんなに泣いたんだろうって思うんだよねぇ……」
「アイツの事はムカつくけど。碧はアイツの事が好きだったから、悲しかったんじゃないの?」
「まぁ、雄二の事は好きだと思っていたけどさ。でも、昨日の事なのに、今、雄二の事を考えても平気なんだよね。だから、そんなに好きじゃなかったのかな?って」
そりゃ、昨日はフラれた事が悲しかったし、いっぱい泣いたけど。
それよりも、今は、悲しいよりも、“本当、私って男運ないよなー”って思うだけ。
「うーん……。まぁ、碧が平気ならいいけど……」
弥生はあまり納得してないような顔をしていたけど、
「心配掛けてごめんね」
その後、私が平気な顔をしていると、弥生はやっと笑ってくれた。