しあわせのかたち
歓送迎会はお開きとなる。
幹事の人がお会計をしている間に私達は店の外に出る。
「七海さん、家どこ?送るよ」
弥生と話していた私に、碓井主任が声を掛ける。
「えっ?主任、いいですよ。まだ電車もありますし、一人で帰れますよ?」
「いや、でも……」
「主任ー!二次会行きましょうよー!!」
碓井主任は何か言い掛けていたけど、先輩達によって遮られた。
「私なら大丈夫ですよ。そんなに酔っていませんし。ですから、主任は気にせず二次会に行って下さい」
碓井主任が何を言おうとしたかはわからないけど、私はそう言って“私は大丈夫”という事をわかってもらう為に、にこっと笑う。
「あぁ……。気を付けて帰れよ」
そう言って、碓井主任は二次会へ行く人達の元へ行った。
幹事の人がお会計をしている間に私達は店の外に出る。
「七海さん、家どこ?送るよ」
弥生と話していた私に、碓井主任が声を掛ける。
「えっ?主任、いいですよ。まだ電車もありますし、一人で帰れますよ?」
「いや、でも……」
「主任ー!二次会行きましょうよー!!」
碓井主任は何か言い掛けていたけど、先輩達によって遮られた。
「私なら大丈夫ですよ。そんなに酔っていませんし。ですから、主任は気にせず二次会に行って下さい」
碓井主任が何を言おうとしたかはわからないけど、私はそう言って“私は大丈夫”という事をわかってもらう為に、にこっと笑う。
「あぁ……。気を付けて帰れよ」
そう言って、碓井主任は二次会へ行く人達の元へ行った。