しあわせのかたち
……それよりも。
今の状況、どうしよう……
恥ずかしすぎる。
足元がふらついていたのもあり、私は碓井主任に引っ張られた反動で、碓井主任の腕の中にすっぽりとおさまっていた。
しかも、碓井主任は抱きしめるように、私の腰に手を回しているし。
尋常じゃないくらいドキドキしている私は、助けを求めるように、顔だけ振り向き弥生に助けを求める。
「それじゃぁ、主任。よろしくお願いします」
だけど、弥生はそんな私を無視して、笑顔でお願いをしていた。
結局……
「私、歩けるので、大丈夫です」
そう碓井主任に言ってみたが、
「まだ足元ふらついているんだから、無理をするな」
と、私を支える腕を離してくれる事なく、私は碓井主任に抱き寄せられるように支えられながら、店の外に出た。
「あぁー!七海ちゃん、ずるーい!!」
「いいなぁー!」
案の定、そんな風に、先輩達に絡まれたけど。
「七海は送っていくから。という事で、今日は帰るわ」
私に絡んでくる先輩達を適当にあしらい、碓井主任は私を支えたまま歩き出した。
今の状況、どうしよう……
恥ずかしすぎる。
足元がふらついていたのもあり、私は碓井主任に引っ張られた反動で、碓井主任の腕の中にすっぽりとおさまっていた。
しかも、碓井主任は抱きしめるように、私の腰に手を回しているし。
尋常じゃないくらいドキドキしている私は、助けを求めるように、顔だけ振り向き弥生に助けを求める。
「それじゃぁ、主任。よろしくお願いします」
だけど、弥生はそんな私を無視して、笑顔でお願いをしていた。
結局……
「私、歩けるので、大丈夫です」
そう碓井主任に言ってみたが、
「まだ足元ふらついているんだから、無理をするな」
と、私を支える腕を離してくれる事なく、私は碓井主任に抱き寄せられるように支えられながら、店の外に出た。
「あぁー!七海ちゃん、ずるーい!!」
「いいなぁー!」
案の定、そんな風に、先輩達に絡まれたけど。
「七海は送っていくから。という事で、今日は帰るわ」
私に絡んでくる先輩達を適当にあしらい、碓井主任は私を支えたまま歩き出した。