しあわせのかたち
「お前、普段、飲んでも平気なのに、何フラフラになってんだよ!!」
阿部がこんな風に怒るのは珍しいけど。
何で、私が阿部に怒られているの……?
「それに何だよ!“折角、主任が送るって言ってくれた”だぁ?お前、主任の事、何とも思ってないって、前に言ってただろ!!」
わけもわからず、阿部に怒られっぱなしの私。
そんな阿部の態度に、私はますますイライラする。
「っていうかさ……。私がどれだけ飲もうが、フラフラになろうが、阿部に関係なくない?」
私は場所も気にせず、そして、苛立ちを隠さず阿部を睨む。
ここは歩道。
そんな私達を、通行人たちはジロジロと見ていた。
それに気が付いた阿部は
「ちょっと来い」
また、私の腕を掴み、人通りの少ない裏通りへ引っ張って行った。
阿部がこんな風に怒るのは珍しいけど。
何で、私が阿部に怒られているの……?
「それに何だよ!“折角、主任が送るって言ってくれた”だぁ?お前、主任の事、何とも思ってないって、前に言ってただろ!!」
わけもわからず、阿部に怒られっぱなしの私。
そんな阿部の態度に、私はますますイライラする。
「っていうかさ……。私がどれだけ飲もうが、フラフラになろうが、阿部に関係なくない?」
私は場所も気にせず、そして、苛立ちを隠さず阿部を睨む。
ここは歩道。
そんな私達を、通行人たちはジロジロと見ていた。
それに気が付いた阿部は
「ちょっと来い」
また、私の腕を掴み、人通りの少ない裏通りへ引っ張って行った。