しあわせのかたち
部屋で泣き疲れ、ボーっとしていると、ぐぅーとお腹が鳴る。
こんな時でも、お腹は空くんだ。
そう言えば、お昼も食べてなかったな。
顔を上げ、壁に掛けてある時計を見ると、18時を過ぎていた。
冷蔵庫の中は飲み物以外何も入っていなかった事を思い出し、コンビニへ行こうと、私は鏡で顔を見る。
あぁ……
やっぱり、目はパンパンに腫れている。
私はコンタクトを外し、眼鏡を掛ける。
そして、アップにしていた髪も下ろし、泣き腫らした目がわからないようにしてから、コンビニに向かった。
コンビニでお弁当を見ていると、
「あれ?七海?」
背後から声を掛けられる。
うわっ、最悪……
誰にも会いたくなかったのに。
「阿部……」
阿部 悠也(あべ ゆうや) 24歳。
私と同期で、企画営業課。
目はぱっちり二重の爽やか系の見た目。
性格も優しいから、会社の女の子達から人気がある。
まぁ、私は阿部の事を同期で気の合う飲み友達だとしか思っていないけど。
こんな時でも、お腹は空くんだ。
そう言えば、お昼も食べてなかったな。
顔を上げ、壁に掛けてある時計を見ると、18時を過ぎていた。
冷蔵庫の中は飲み物以外何も入っていなかった事を思い出し、コンビニへ行こうと、私は鏡で顔を見る。
あぁ……
やっぱり、目はパンパンに腫れている。
私はコンタクトを外し、眼鏡を掛ける。
そして、アップにしていた髪も下ろし、泣き腫らした目がわからないようにしてから、コンビニに向かった。
コンビニでお弁当を見ていると、
「あれ?七海?」
背後から声を掛けられる。
うわっ、最悪……
誰にも会いたくなかったのに。
「阿部……」
阿部 悠也(あべ ゆうや) 24歳。
私と同期で、企画営業課。
目はぱっちり二重の爽やか系の見た目。
性格も優しいから、会社の女の子達から人気がある。
まぁ、私は阿部の事を同期で気の合う飲み友達だとしか思っていないけど。