ボクサーな彼女
後日、陸と彩は二人きりで逢った。
特に行くあてもなく歩き出す二人。
中々口を開かない彩と陸。
彩が口を開きかけたとき、陸が胸のうちを打ち明けた。
「彩さん、俺のこと好きですか?俺は大好き過ぎます!!最近、彩さん、俺のこと放置してずっと栄介ばっかりですよね。
俺、辛いです。彩さんの気持ちは理解してるつもりですよ?けど、寂しいです。もっとかまって欲しいし、相手してほしい。
栄介、栄介って…俺のことバカにしてんですか?
喧嘩売ってんですか?
俺の気持ち重いですか?俺は彩さんを独り占めしたいんです」と。
「うん、ごめん、私、疎くて…」と彩、
「疎くて…とかそう言うこと言ってるんじゃないです!!最近一緒にも帰ってくれないし、俺、かなり機嫌悪いの、気づいてませんでしたか?」と陸、
「多少気づいてたよ。けど、陸なら理解してくれてるって思ってたから」と彩、
「理解してても辛いもんは辛いんです!!俺だって男ですよ?アイツよりレベルは低いと思ってるけど、俺は彩さんだけを愛してます!!あんなやつに彩さん、取られたくないんです!!」と陸が言うと
彩は少し考えて、「じゃあ別れる?私は元々こんな性格。あなたに甘えっぱなしだった私も悪いかもしれないけど、ボクシング大事なの!!ボスが自分の時間削ってまで私に費やしてくれたみたいに、栄介にもきっちり向き合ってあげたいの!!」と彩は言った。
「バカ、バカ、バカぁ~彩さんの大バカぁ~、彩さんなんて大嫌いだ~」と陸は言って勢いよく走り出した。
「ちょっと!陸、待ってよ。話まだ終わってないよ?」と彩は言って陸を追いかける。
陸より足が速い彩はすぐに追い付いた。
そして、後ろから抱きつくと、「陸、ほんとごめん。無神経で。」と囁いた。
陸は、「じゃあ、ちゅーしてくれたら許してあげる。けど、俺の前で他の男といちゃつくの禁止だよ?」と陸は言った。
「わかった、気を付けるよ。けど、栄介のことは許して!?私は陸以外眼中に無いから」と彩が言うと、
陸は向きをかえて、彩を見つめると、熱くて、とろけそうなほど甘いキスをした。
「次はちゅーじゃ許さないからね~。覚悟してね?彩さん」と陸は楽しそうに笑った。
「うっ、うん」と彩は返事しながらも少し身震いした。
二人は離れると手をつないで歩き始めた。
「デートたくさんしようねって言ってたもんね。どこ行く?私行きたい場所あるんだけど…」と彩が言うと、
「うん!!どこ?」と陸、「この近くにさあ、大っきなプラネタリウム見れるところあったよね?そこ行きたい」と彩が言うと、
「いいよ。行こ」と陸はどこか楽しそうに言った。
二人はプラネタリウムに向かいながら、色々話した。
「ねぇ、彩さん、今年も海行こ?俺、もう大丈夫だし。兄貴に教えてもらったんだけど恋人と行く海は格別だろ?って。俺ね、彩さんとなら大丈夫な気がしたんだ!!ダメ?」と少し上目遣いで聞く陸に、
「そう。やったぁ~。私海大好き!!楽しみ~」と彩は言った。
プラネタリウムに着いた二人は思いきりプラネタリウムを堪能した。
「次どうしよう?せっかくだから…暴れとく?こんなデートまんきつしてたら理亜さんに怒られそう」と彩が言うと、
「そうかな?俺、嬉しいし幸せだよ?兄貴なら喜んでくれるはずだけど…」と陸は言った。そんな話をしながら二人はお互いの手を離すことなく、歩いた。
そして、二人が向かったのはボウリング場。
二人は周りが驚いて見てしまうほどのボウラーで、思う存分ボウリングを楽しんだ。
そして、二人は食事をするために、ファミレスに向かった。ファミレスに着くと、彩は、凄い量の注文をした。
「彩さん、そんなに食べるんですか?」と陸が驚いて聞くと、
「うん。これぐらい食べないと体持たない!!ぺこぺこだし…陸も食べていいよ?まだまだ成長期なんだから、たくさん食べないと…」と彩が言うと、
「俺、少食だから、これにするね。で彩さんの少しもらうからね?」と陸は言って自分の分の注文をした。
二人はゆっくり食事を食べながらお話をした。
話は次第にボクシングの話になり、栄介の話になっていった。
複雑そうな陸の顔を見ながらも、彩は栄介の話を続けた。
泣きそうになってる陸を見ながら彩は笑いながら、
「ごめんごめん、これあげるから許してね?はい、あーん」と言って自分のご飯を陸の口元まで持っていった。
陸はつられるようにあーんした。
「どう?美味しい?」と彩が聞くと陸は
「おぃひぃ」と口をモゴモゴ動かしながら言った。
飲み込んだ陸は、彩に、「栄介のどこがいいの?」と言った。
「どこって…マジできいてんの?言わないよ。言っていいの?本気で言ったら泣きそうな顔するくせに…」と彩は言った。
「彩さんさぁ、最近俺のこといじめて楽しんでるでしょ?まぁ知ってたけど…俺もあんまりいじめられると…拗ねちゃいますよ?意地悪しないで下さい。彩さんには反撃しようとしても勝てませんから。
栄介の今後についてを大事にしたいのはわかってます。
けど、それは俺じゃなくて、栄介本人と副キャプテンに相談してください。俺に言われてもわかりません」と、陸が言ったため、
「ばれてたのね。ごめんなさーい」と彩、「本気で謝る気はないくせに…」と陸は言って唇を尖らせた。
「まぁまぁ、せっかくのデート楽しもうよ~。もう少ししたらまた残酷な練習始まるんだし」と彩は言った。「残酷にしてんの、彩さんじゃん」と陸は言ったが、彩は聞かなかったことにした。
特に行くあてもなく歩き出す二人。
中々口を開かない彩と陸。
彩が口を開きかけたとき、陸が胸のうちを打ち明けた。
「彩さん、俺のこと好きですか?俺は大好き過ぎます!!最近、彩さん、俺のこと放置してずっと栄介ばっかりですよね。
俺、辛いです。彩さんの気持ちは理解してるつもりですよ?けど、寂しいです。もっとかまって欲しいし、相手してほしい。
栄介、栄介って…俺のことバカにしてんですか?
喧嘩売ってんですか?
俺の気持ち重いですか?俺は彩さんを独り占めしたいんです」と。
「うん、ごめん、私、疎くて…」と彩、
「疎くて…とかそう言うこと言ってるんじゃないです!!最近一緒にも帰ってくれないし、俺、かなり機嫌悪いの、気づいてませんでしたか?」と陸、
「多少気づいてたよ。けど、陸なら理解してくれてるって思ってたから」と彩、
「理解してても辛いもんは辛いんです!!俺だって男ですよ?アイツよりレベルは低いと思ってるけど、俺は彩さんだけを愛してます!!あんなやつに彩さん、取られたくないんです!!」と陸が言うと
彩は少し考えて、「じゃあ別れる?私は元々こんな性格。あなたに甘えっぱなしだった私も悪いかもしれないけど、ボクシング大事なの!!ボスが自分の時間削ってまで私に費やしてくれたみたいに、栄介にもきっちり向き合ってあげたいの!!」と彩は言った。
「バカ、バカ、バカぁ~彩さんの大バカぁ~、彩さんなんて大嫌いだ~」と陸は言って勢いよく走り出した。
「ちょっと!陸、待ってよ。話まだ終わってないよ?」と彩は言って陸を追いかける。
陸より足が速い彩はすぐに追い付いた。
そして、後ろから抱きつくと、「陸、ほんとごめん。無神経で。」と囁いた。
陸は、「じゃあ、ちゅーしてくれたら許してあげる。けど、俺の前で他の男といちゃつくの禁止だよ?」と陸は言った。
「わかった、気を付けるよ。けど、栄介のことは許して!?私は陸以外眼中に無いから」と彩が言うと、
陸は向きをかえて、彩を見つめると、熱くて、とろけそうなほど甘いキスをした。
「次はちゅーじゃ許さないからね~。覚悟してね?彩さん」と陸は楽しそうに笑った。
「うっ、うん」と彩は返事しながらも少し身震いした。
二人は離れると手をつないで歩き始めた。
「デートたくさんしようねって言ってたもんね。どこ行く?私行きたい場所あるんだけど…」と彩が言うと、
「うん!!どこ?」と陸、「この近くにさあ、大っきなプラネタリウム見れるところあったよね?そこ行きたい」と彩が言うと、
「いいよ。行こ」と陸はどこか楽しそうに言った。
二人はプラネタリウムに向かいながら、色々話した。
「ねぇ、彩さん、今年も海行こ?俺、もう大丈夫だし。兄貴に教えてもらったんだけど恋人と行く海は格別だろ?って。俺ね、彩さんとなら大丈夫な気がしたんだ!!ダメ?」と少し上目遣いで聞く陸に、
「そう。やったぁ~。私海大好き!!楽しみ~」と彩は言った。
プラネタリウムに着いた二人は思いきりプラネタリウムを堪能した。
「次どうしよう?せっかくだから…暴れとく?こんなデートまんきつしてたら理亜さんに怒られそう」と彩が言うと、
「そうかな?俺、嬉しいし幸せだよ?兄貴なら喜んでくれるはずだけど…」と陸は言った。そんな話をしながら二人はお互いの手を離すことなく、歩いた。
そして、二人が向かったのはボウリング場。
二人は周りが驚いて見てしまうほどのボウラーで、思う存分ボウリングを楽しんだ。
そして、二人は食事をするために、ファミレスに向かった。ファミレスに着くと、彩は、凄い量の注文をした。
「彩さん、そんなに食べるんですか?」と陸が驚いて聞くと、
「うん。これぐらい食べないと体持たない!!ぺこぺこだし…陸も食べていいよ?まだまだ成長期なんだから、たくさん食べないと…」と彩が言うと、
「俺、少食だから、これにするね。で彩さんの少しもらうからね?」と陸は言って自分の分の注文をした。
二人はゆっくり食事を食べながらお話をした。
話は次第にボクシングの話になり、栄介の話になっていった。
複雑そうな陸の顔を見ながらも、彩は栄介の話を続けた。
泣きそうになってる陸を見ながら彩は笑いながら、
「ごめんごめん、これあげるから許してね?はい、あーん」と言って自分のご飯を陸の口元まで持っていった。
陸はつられるようにあーんした。
「どう?美味しい?」と彩が聞くと陸は
「おぃひぃ」と口をモゴモゴ動かしながら言った。
飲み込んだ陸は、彩に、「栄介のどこがいいの?」と言った。
「どこって…マジできいてんの?言わないよ。言っていいの?本気で言ったら泣きそうな顔するくせに…」と彩は言った。
「彩さんさぁ、最近俺のこといじめて楽しんでるでしょ?まぁ知ってたけど…俺もあんまりいじめられると…拗ねちゃいますよ?意地悪しないで下さい。彩さんには反撃しようとしても勝てませんから。
栄介の今後についてを大事にしたいのはわかってます。
けど、それは俺じゃなくて、栄介本人と副キャプテンに相談してください。俺に言われてもわかりません」と、陸が言ったため、
「ばれてたのね。ごめんなさーい」と彩、「本気で謝る気はないくせに…」と陸は言って唇を尖らせた。
「まぁまぁ、せっかくのデート楽しもうよ~。もう少ししたらまた残酷な練習始まるんだし」と彩は言った。「残酷にしてんの、彩さんじゃん」と陸は言ったが、彩は聞かなかったことにした。