置手紙
「すみませーん、誰かいますか?」
勢いよく開けたドアの先には、ひょろっとした男子学生が一人。
身長が高い人だなぁ。
その人は、はっとしたようにこっちを見ている。
一瞬の沈黙が流れた。
行け!とでも言わんばかりの顔で雪は、私の背中を軽く押した。
「こんにちは…。あの手紙が入ってたの見て来たんですけど」
やば、緊張で声震えてんだけど。
思ったよりも小さく出た自分の声。
ちゃんと聞こえたかな…。
勢いよく開けたドアの先には、ひょろっとした男子学生が一人。
身長が高い人だなぁ。
その人は、はっとしたようにこっちを見ている。
一瞬の沈黙が流れた。
行け!とでも言わんばかりの顔で雪は、私の背中を軽く押した。
「こんにちは…。あの手紙が入ってたの見て来たんですけど」
やば、緊張で声震えてんだけど。
思ったよりも小さく出た自分の声。
ちゃんと聞こえたかな…。