それでもあなたと結婚したいです。
「それなら丁度いい。」
桐島は、もたれてたソファーから立つと私の目の前に来てまるで子供でも持ち上げるように私を高い机の上に座らせた。
「きゃっ!何するんですか?!やめてください!!」
逃れようと必死にもがくと、急に手を離された。
「わぁっ!!」
離された反動で上半身が後に思いっきり倒れそうになる。
(!!!)
寸前で腰を支えられ思わず抱きついた。
「危ないから、暴れるな。」
睨むような目で言われて体がフリーズする。
桐島はそのまま私のスカートのスリットに手を差し入れた。
「ひぃ……!!」
ビクッと体が反応し、ドクドクと心臓が高鳴る。
「ひぃって………もっと色気のある声出せねぇのかよ………。」
差し込んだ手は更に横に動いてスカートを捲った。
膝が丸出しになり緊張が走る。
(嫌だ 嫌だ 嫌だ 嫌だ 嫌だ!!!!!!!!!!)
我慢の限界で後先考えず、思いっきり突き飛ばした。
我に返ると桐島が床に座っていた。
(やばっ!やっちゃったよ~~………どうしよう。)
「すっげー力………本当に女かよっ?………痛って~~…。少しじっとしてろって、暴れると優しく出来ねーぞ?それとも、痛くされたいのか?」
体勢を立て直し、再び私の前に戻ってくると、私の膝の前にしゃがんだ。
「はっ?ちょっとそんな所にしゃがまないでよ!!こんな所で何考えてんのよ!!!」