Am I What Colors?ー元姫の復讐ー
「あっれ〜?一人で何してんの〜?」
「寂しくねぇ?俺らと話そ〜!」
開いていたドアから、男たちがわらわら入ってきた。
一人や二人じゃない。
教室が男で埋まるくらいの人数。
その数ざっと…………20人?
座っている私一人を取り囲み、ニヤニヤしながら見下ろしている。
気持ち悪い。
「何、あんたら。ここ私の場所だから出てってくんない?」
「それは出来ないなぁ〜」
「じゃあ私が出てく」
立ち上がって男を押し退けようとすると、両腕を左右から掴まれた。
一番下っ端と思われる男が、ドアに鍵をかけてカーテンを閉める。