Am I What Colors?ー元姫の復讐ー
氷の微笑に、俺らもビビる。
諒真は昔から拷問が得意で、誰かの居場所とかを吐かせるのがとんでもなくうまい。
親父の血を受け継いでるんだと思う。
「わ、分かりましたっ……!言います!!」
完全にビビった金髪は、何故か敬語で降参した。
「王蘭高校の屋上ですっ……!!」
「王蘭……歩と同じか」
歩が頷く。
「んじゃあ、お前はもう用済みだ。少し寝ててもらうぞ」
諒真がみぞおちに拳を入れると、金髪は一瞬で気絶した。
急所狙うのうますぎだから・・・。
同情や手加減は一切しない諒真。
だからキレると手がつけられない。