科学と魔法の空想世界
日を重ねるごとに人は増えていった。

林歌の技術が実用化されたんだろう。

空想の建物がたくさん並んでいった。

学校、お店、ビル、城など沢山。

でもやはり、ここは本当に空想世界なもので、

悪い人たちも入ってくる。

ここでやったことは、現実世界に反映されない。

つまり、やりたい放題ってわけだ。

そこで、林歌と相談した結果、世界を一つにまとめず、いくつも作り上げるようにした。

それが「free world program」

誰にも支配されずに、生きたい世界で生きる。

勿論、一緒に住みたい相手と住むこともできるし、

もし相手がいなければ、自由に作ることも出来る。

その世界でなら、どんなことをしてもいい。

人類の楽園である。

魔法があって、本当によかった。

科学があって、本当によかった。

楽園ができて、本当によかった。



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