初デート ~実奈子と良太~
「私も、いつもクラスの真ん中にいて、
優しい良太を、
いつの間にか好きになってた。

告白してくれた時は嬉しくて。

今でも夢みたい。

りょ、良太が好きです。」


だいぶ声が震えていた気がするけど、

良太は照れながら、ありがとうって。



そして...唇を重ねた。

たぶん、ほんの2秒くらい。



それでも嬉しくて、胸が一杯になって。


良太の顔が見れなかった。

そしたら、よしよしって。

頭撫でてくれて。



しばらく2人で座ってた。

< 12 / 14 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop