Crystal Sky 〜お姫様は、魔法使いに恋をする。〜




「スイ…うちな…?
うちん時にな…?

…嫌われるの、こわくて…
変にぶりっ子するのも好かんし…
… なんも、追っかけるげな
で…っけんかった、から…」




アヤちゃんの方が、いっぱい泣いてて…
それでわたしも、また涙出てくる…




「ううん…
アヤちゃ…ありかとう…?」




「――… お弁当、渡しぇなかったとね」


「…二人で、食べよう?」




「―… う…うん!!
どこで食べる?!」




アヤちゃんが、頑張って笑った




「アヤちゃ…
好いとぉ所で、よかよ?」


「…やい!
久しぶりに、秘密基地行こう!
ちょこっと待っとって!
ふんたふんただけ
うちに置いてきんしゃー!」


「わかった!」



だから




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