きっと大丈夫



母さんの前では泣かない



母さんの前では弱音を吐かない


母さんを困らせたくなかった



だから、どんなに笑っていようと心がけても


僕はひとりじゃないって分かっていても



母さんがいなくなってしまった



その現実は変わらなくて、



この部屋も2人で居た時は


調度よい広さだったけどひとりになると狭く感じる




本当にひとりぼっちになっちゃんだ



僕は笑顔になんてなれなかった














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