きっと大丈夫



目を覚まして


母さん、まだ苦しそうなのに

何も悪くないのに



僕に"ごめんね"って何度も言うんだ


僕も母さんごめんねって


泣きながら言うと


「こんなのなんともないよ」

僕は頷くことしかできなかったけど、

僕の不安を察して 


『きっと大丈夫だから』


目を見て頭をポンポンってする


僕の安定剤?みたいな感じ


なんでだろう、安心して僕はそまま眠りに落ちた


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