きっと大丈夫
僕の日々


僕は幼い頃からサッカーが大好きで


母子家庭だから

何もしてあげられないのはかわいそうだって



おもちゃとか買ってあげられないけど、

仕事があるからそんなに遊んであげられないけど


サッカーだけは好きに頑張ってね



ってユニホームや稽古代スパイク、遠征代



本当は1番お金がかかるかもしれないのに



母さんは男の子だものって



また笑うんだ。



「心配しないで、きっと大丈夫」



休まず、仕事して


風邪ひいたってこんなの大丈夫だからって


生きがいも仕事も全部僕がいるからなんだって


嬉しそうに笑う



母さんはたった一人の家族だから


僕は何不自由に思ったことなんてなかったのに



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