○一重ちゃんと二重くん◎
○mouth to mouth◎

さっき頭ポンポンして どっかいっちゃったよね?


まさか...


私が授業に行かないのも見透かされてたの...?


先生...



「 佐野先生が、、?

なぜ授業中に手伝いなんて、、? 」


黒沢くんが不審そうに先生に尋ねている



「 だってよ〜、音楽の次は英語だろ?

俺、授業の準備が間に合わなくってさ〜
柿園に助っ人を頼んだってわけ! 」



先生... なんで私をかばうの?



「 それにさ... 」



まさか佐野先生...


私のことをー...



「 こいつ、いつも音楽の授業は遅刻ばっかだろ?頼みやすかったんだよな〜! 」




ーは?





「 だからよ、他意はねぇ! 気にすんな! 」



ん?



「 そうだったんですね。 わかりました。

柿園のこと、先生には俺から伝えておきます。 」


「 悪いな、助かるぞ。黒沢 」


「 いえ、では失礼します。 」



なにこれ?




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