恋桜
転入生
「舞桜ぉー!
私達、もう今日から二年生だよー!
しかも、また同じクラスだし!
これこそ本物の運命でしょ!」
「えっほんとに!?
また咲希と同じクラスかぁ。
それはすごい嬉しいかも!」
「でしょ、でしょー!!
私達、さすがって感じじゃない?」
「そうだねー!!
ほんとさすがって感じ!」
私達は二年生になっても何一つ変わりない、こんなたわいもない会話を朝から楽しんでいた。