【完】今日も、君と初恋中 〜ヤンキーくんと甘い恋〜
すると、真紘くんは熱を帯びた瞳で、綺麗な唇を動かした。
「…そんな顔すんな。
かわいすぎて困る」
「……っ」
そして、柔らかな絨毯の上に押し倒された。
「未央…
好きだ……」
そう言う真紘くんは、すごく色っぽくて。
「真紘、くん……」
いつもと違う角度から見る真紘くんに、心臓がうるさい。
と、次の瞬間には、柔らかな唇が降ってきて。
ドキドキするのに、幸せなんです───……。
キスする時の真紘くんの瞳、色っぽい……。
熱のせいか、真紘くんの唇も身体も熱くて。
髪を撫でる優しい手に、私はそっと目を閉じた。
* * ・ * ・ * *