【完】今日も、君と初恋中 〜ヤンキーくんと甘い恋〜
真紘くんはというと、すやすやと眠っていて。
ほっぺをつんつんしてみると、意外に柔らかい。
起きないなー。
きっとすっごく疲れてたんですね。
いい夢、見てますように。
「お疲れさまです……」
私は腰をかがめ、そーっと静かに真紘くんのほっぺにキスをした。
……と、そこで我にかえる私。
って! 私ってば何してるんですか!
真紘くんが寝てるからって、やりたい放題!
これじゃあ、変態です…!
自分の行動を思い出し、火照ってきた顔をピシピシ叩く。
でも……
好きって気持ちで胸がいっぱいになるって、こんなにも幸せなことなんですね……。