【完】今日も、君と初恋中 〜ヤンキーくんと甘い恋〜

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そしてテストが終わり、順位発表の日。




廊下に貼り出された順位発表の大きな紙を見るため、廊下は大勢の生徒で溢れ返っている。




そして、その中に立ち尽くす女子高生がひとり。




それは、誰でもなく私で。




だって、だって、


私の順位が7位になってたことにも驚きですけど、


1位……1位が……




「結城くんが、1位……？」




勉強したことないとか、そんなこと言ってたのに、まさか！




すると、隣にいた樹紗ちゃんが口を開いた。




「あー、やっぱり結城が1位か。

入学してから揺るがねーなー」




神様……


あんなにかっこよくて、スポーツもできて、おまけに勉強もできるとか……




人生不公平ですーっ！




私の心の叫びは、誰にも届くことなく私の身体の中で木霊しました……。






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