【完】今日も、君と初恋中 〜ヤンキーくんと甘い恋〜
「あ、でも、放課後用事あっから、それが終わってからだけど」
「ぜんっぜん大丈夫です!
結城くんが来てくれるだけで、すごく心強いですから!」
胸の前で両手の拳を握り締める私。
「なんだよ、それ」
結城くんが、口元に手を添え苦笑する。
だって、あまりにも嬉しくて。
結城くんが来てくれるならそれだけで、男子ばかりの場でも頑張れそうなんです、私。
「私、待ってます!
結城くんが来てくれるまで、ずっと待ってます!」
「ん、すぐ行くから」
「はい!」