秀ちゃんへ
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そう考えた時にね、なんか私にも結婚のビジョンがわいてきたの
まだ高校生だしそんなの早いって笑われるかもしれないけど
秀ちゃんと結婚できないことはわかってた
それでいいの
秀ちゃんといる間は沢山良い影響を受けれるけど
その中にも物足りないような気持ちを感じる気がすることはあった
それはお互いが共通の話題に対して意見を交わすことの少なさ
私と秀ちゃんは深く考えることのジャンルの重なりが小さかった
だから与え合い。
深まるし増えて広がるし、だから好きなんだけど
広まりと発展がない。
その点同級生だと重なりが大きいから共通の話題について
お互いの考察を酌み交わすことで一つの事象への思考の多様化が期待できると思うの
あと秀ちゃんには提案出来なかったこともいくつかある
前、変なとこ真面目って言われたけどそうじゃなくて
私は変なとこにこだわりがあって
だけど私がまだ自立できていない中で自立してる秀ちゃんに
そういうことを提案するのはすごく気の引けることだったから
実際に却下された(というより流された)こともあったから