世界は残酷で美しい
にこやかに対処して体育館に行く。
ったく、朝からキャーキャーうっせぇ。
メイクケバいし、香水の匂いはキツイし、
絶対波縷の方が可愛いに決まってんだろ。

「朝から大変じゃん那縷哉クン(笑)」
体育館に行くと幼馴染みの海斗が待っていた。
「大変だと思うんだったらどうにかしてくれ」
「いやー。俺はノータッチで」
ムカついたからゴールしそうなバスケットボールを奪って別のゴールにシュートした。
もちろんスリーポイントシュート。
決まったし、よゆーよゆー。
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