好きって想いを閉ざして
だるいながらも、私は起き上がって





急いで






真新しい制服に、腕を通して、高い位置で髪の毛を結んでポニーテール







鏡で全身をくるりとまわって確認してみる








慌てて用意して、鞄をもって1階に勢いおく、駆け下りた




ドンドンドン



「本当にあんたって子は、入学式早々、はあー、、、ご飯ここにあるから食べなさいよ」




お母さんは、顔にしわを寄せてそう言った。



テーブルの上には、私の大好きな、イチゴジャムがまんべんなくかかった、パンがおいってあったが、時間はもう、7時50分





ご飯を食べている暇などない、でも、イチゴジャムパンも食べたい、けど、中学早々遅刻は恥ずかしい








< 4 / 5 >

この作品をシェア

pagetop