あの日の桜はⅡ【大幅修正中】

 たとえ、私がまだみんなで過ごしたいって思っても。

 
 もし、みんなが私をとどめようとしてくれても。


 時間が来れば、私の役目はそこで終わり。

 それまでに、せめて。


 それぞれの抱えるものの支えになれたらって思う。


 私はもう一度、しっかりと葵の瞳を見つめた。


「きっと、それぞれがどう思おうと、私たちの間にひかれた線は決して消えることが♞思うんですよ、少なくとも期限内には」


 

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