あの日の桜はⅡ【大幅修正中】

 葵の言葉を遮って見つめる先は葵が持っている缶。

 気づかなかったけど…それ間違いなくお酒だ。
 
 いつから?と疑問に思ったところでもう遅いのは明白だった。

「んー莉子ちゃん?」

・・・目が据わってる。

 てか、やばいよね?

 葵の酒癖の悪さは知っている。

 だからこそ、言える。

 わたし、相当やばい。

「葵、一旦飲むのやめましょう、てか水飲んでください」

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