あの日の桜はⅡ【大幅修正中】
あの人、変わったものが好きなんだよ、絶対。
もしくは人に恥をかかせたいか。
あ、こっちの方がしっくりと来るか。
「そうだなっ!莉子も買えてなかったし、あ、行こうぜ!」
もうすでにノリノリな陸があっという間にご飯を食べ終わり、食器の片付けに入った。
まだ、お店が開く時間には速いと思うけど準備をしていたら丁度いい時間にはなるか。
「ですね、早く行って早く帰ってこなければいけないですし」
「どうして?」
葵が不思議そうに聞いた
。
「それは、マンションに戻らないといけないんですよ。たぶん無断なのでお昼頃には戻らないとだめなんですよね。だからお昼ご飯は各自家でって感じになりますけど」