あの日の桜はⅡ【大幅修正中】
夏の始まり
「・・・ん、む」
ゆっくりと目をこすりながら、枕の下でなっているスマホを取り出した。
ディスプレイをみれば、5:00と表示されている。
準備するにはちょうどいい時間だろう。
そう思い、寝起きで重くなっている体を無理矢理、起こし、立ち上がった。
まだぼーっとする頭を起こすため、とりあえず、洗面所へと向かう。
昨日は窓を開けて寝たからか、汗はかいておらず、すっきりしている。
いつもは、朝からシャワーを浴びないとべとべとで大変なんだよなぁ。