あの日の桜はⅡ【大幅修正中】
だからといって毎日、開けて寝ると結構高い位置に部屋があるから風邪をひいてしまう。
そこが問題点なのだ。
そんなことを思いながら、蛇口をひねり、顔を洗った。
鏡に映る自分の顔はいつも通り、もう眠そうな顔は映ってはいなかった。
ふぅ、とりあえず、身なりを整えなきゃ。
私はもう一度、自分の部屋に戻りクローゼットから水着を取り出した。
可愛らしい白の水着とパーカーを取り出し、海里からもらったテープも同じように並べた。
まぁ、どうせ水着を選んでも隠しちゃうからあんまり意味ないんだけどなぁ。
なんて、思いながらルームウェアを脱ぎ、左腕をさすった。
もう、どうしようもないんだけどね。