ぁなたの元へ
―日曜日

恭斗と祭りに行く日。

久しぶりに会うという事に少し浮かれてた。








駅に18時に待ち合わせ。


愛が来て、少しすると恭斗が来るのが見えた。






『お待たせ。久しぶりだな。』

『だね。久しぶりぃ♪』


『浴衣似合ってるじゃん。』



『そぉ?照れるじゃん!!でもありがとう♪』




素直に嬉しかった。





まだ愛されてる。




…愛してる。



そう思った――











でも、その気持ちは、やっぱり違う…



そう実感するのは数時間後…
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