ぁなたの元へ
そこには…
村木先輩が立っていた!!
『よし!!じゃあ、始めるか♪』
『あ…ハイッ!!』
ホントに先輩に教えて貰えるの??!
てか…
…愛だけ!!?
先輩は愛を見て
『何キョロキョロしてんの?』
と笑っていた。
うわ〜ん…かなり恥ずかしい…でも、さすがに一人は心臓がやばいよ〜!!
緊張しつつも、せっかく教えてくれてる先輩に迷惑がかからないように、必死でダンスを覚えた。
それでも何度かできない所がある度に、先輩に手取り足取り指導された。
先輩の手が触れる度に、そこに愛の心臓があるみたい…先輩に気付かれませんように!!
緊張しまくって、あまり話すことができなかったけど、
かなり幸せな時間だった。
そして約3時間の練習が終わり麻美と教室に向かった。
どうして幸せな時間は、あっという間に過ぎていくんだろ…
あまりにも早く時間が過ぎたように感じた愛は、何か物足りなかった…