ぁなたの元へ
『愛、大丈夫?』




『ぇ?あ…うん。』







麻美はどうやらこの会話を聞いていたみたい。










やっぱりどんな時でも麻美は愛を気にかけてくれていたね―






『ありがとね』






素直に心から出た言葉。








『何が?』





麻美は当たり前の事のように首を傾げた。









『ううん!!なんでもない!!練習いこっか♪』







麻美は何か言いたそうだったけど、愛は足速に練習場所に向かった。













‘愛…頑張ってもダメなのかなぁ〜…’
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