ぁなたの元へ
『んじゃぁ、一回帰る?お前んち遠いって聞いたけど?』













もしかして…












『あ、愛…服持ってきたんで、友達のトコ行ってシャワー浴びて行きます!!』

















先輩、愛が行くかどうか気にしてくれてる?







馬鹿な愛はそんなことを考えてた。









『お〜了解!!準備いいじゃん☆気をつけてな!!』








そう言って先輩は教室の中に消えて行った。






ねぇ、先輩?


そんな愛のこと気にしてるみたいなこと言ったら…





―期待しちゃうよ?






すごくテンションの上がっていたから、ウキウキ気分で麻美の家に行き、準備をした。





少しでも可愛く思われたくて、いつもより念入りに化粧だってした。
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