ぁなたの元へ
準備も終わり、電車で打ち上げの場所に行っている間、頭の中はどうやったら先輩ともっと仲良くなれるかということでいっぱい…



村木先輩は香絵がお気に入りだから…絶対香絵に寄ってくるはず!!
香絵のそばにいたら愛も話せるな♪






いろいろ考えていると、あっという間に目的の駅に着いた。


打ち上げは、どのブロックもお酒が入るため、先生を警戒して学校から少し遠い場所になってるんだ。




『てか、愛ってアルコール弱くなかった?』




電車から降りて歩いてる途中に麻美が言った。





『あ…まずい……愛、かなり弱いんだったんだ…』



『やっぱり…今日は潰れないように気をつけなよ!!』


『うん…もしもの時は…麻美、よろしくね(笑)』




『も〜しょうがないなぁ』









その“もしも”が起こってしまうなんて…



しかもあの人が原因で…
< 36 / 62 >

この作品をシェア

pagetop