ぁなたの元へ
『やっぱ、クーラーないとあち〜なぁ!!』



いきなり話しかけてきた先輩にまたまたびっくり!!





『ですよねぇ!!また汗かいちゃいました…』







ゔ〜早く先輩に写真撮ってくださいって言わなきゃ!!




そう思いながらも言えない愛…








『俺も、俺も!!……てか、大橋ばっかずるいよなぁ!!』




『ん?何がずるいんですかぁ?』



『だってさぁ、俺なんかまだ、誰にも写真撮ってとか言われてないのに、大橋はあんなにいっぱい…』




先輩はちょっと拗ねながら言った。


うっそ〜!!

誰とも撮ってないの?!

てか、先輩可愛い〜♪


愛は呑気にそんなことを考えていた。









ん?!これって……写真撮ってもらうチャンスじゃん!!何やってんの、愛!!






『あ、じゃぁ…あの、愛と、撮りませんかぁ?…撮ってください!!』




『ぉ♪よろこんで☆お前いい奴だなぁ!!』






そう言って、愛と先輩は何枚か写真を撮った。









龍一、今でもあの写真は愛の部屋に飾ってあるよ…



愛の大切な宝物なんだ…
< 38 / 62 >

この作品をシェア

pagetop